埼玉県川越市の川越地区私立幼稚園協会です。幼稚園は学校教育法で定められた学校の一つです。

 

幼稚園とは

   
幼稚園は子どもが初めて出会う学校です。
 幼稚園も学校教育法に基づく「学校」です。満3歳から小学校入学前までの子どもが通うことができます。
 
幼稚園では“遊び”を重要な学びの場として取り組んでいます
 子どもは楽しく遊ぶことで、その遊びの中から様々なことを学び、創造力を高め、感性を豊かにし、基本的生活習慣を身につけます。
 
小学校以降の学習の基盤を培います
 幼稚園の“遊び”の中には、ことばや数、社会性や自然環境が含まれ、学ぶ力を育みます。
 
地域の子育てセンター
 地域とのネットワークにより、地域の事業に参加したり、子育て相談や子育て情報を提供し、地域の子育てセンター的な役割も担っています。
 
 幼稚園の教育内容については、各幼稚園独自の教育理念や建学の精神の下、文部科学省が示した『幼稚園教育要領』に基づいた詳細なカリキュラムにより実施されます。
   
 川越地区(川越市と川島町)には34の幼稚園がありますが、公立の川島町に1園だけ。あとの33園はすべて私立で、文部科学省が示す『幼稚園教育要領』を基に、それぞれの教育観と建学の精神により、それぞれの特色を持って運営されております。
川越地区の幼児教育の歴史は古く、私立学校令が公布された2年後の明治34年には、県内初、全国にも先駆けて川越市内に私立幼稚園が設立されました。
川越地区私立幼稚園協会は、川越市と川島町のすべての私立幼稚園が加盟し、互いに競い合いながら協力し合い、地域の応じ教育の振興と発展を目指しています。さらに全埼玉私立幼稚園連合会、全日本私立幼稚園連合会という上部組織と連携し活動しております。
 

『子どもも子育て支援新制度』で幼稚園はこう変わる

『子どもも子育て支援新制度』で幼稚園はこう変わる
 
 平成24年8月、「子ども・子育て支援法」という法律ができました。そして、平成27年4月に「子ども・子育て支援新制度」が本格スタートします。このことにより、幼稚園の制度が大きく変わります。
 

従来型幼稚園と新制度幼稚園の違い

従来型幼稚園と新制度幼稚園の違い
 
従来型幼稚園 施設給付型幼稚園 認定こども園
年齢 3歳の誕生日の翌日から、
小学校入学前の幼児
従来型幼稚園に同じ 0~2歳(施設により異なる)から小学校入学前の幼児
資格 特になし
(満3歳以上であれば誰でも入園
できます。認定を受ける必要は
ありません。)
1号認定子ども
(従来型幼稚園同様に誰でも入園できますが、1号認定を受ける必要があります。)
1号から3号認定子ども
(就労又は疾病等により家庭で保育が困難な子どもで、満3歳以上の子どもが2号、満3歳未満の子どもが3号認定子ども)
入園手続 入園したい幼稚園に直接入園願書
を提出し、入園金等を納める。
入園したい幼稚園に直接申し込み、幼稚園を通して市町村から1号認定を受ける。入園金はなし。 1号認定は施設型給付幼稚園と同じ。
2号から3号認定の場合は、保護者が市町村に認定申請をして認定をうけ、保護者の希望や施設の空き状況に応じて市町村が入園する園を決める。
保育内容学校教育(従来の幼児教育)学校教育(市町村で把握された教育ニーズに対応)学校教育及び保育(市町村で把握された教育及び保育ニーズに対応)
1号認定子ども=学校教育
2号認定子ども=学校教育+保育
3号認定子ども=保育
保育料等保育料等納付金は幼稚園が決め、
すべての保護者が同じ金額を毎月
幼稚園に納める。
バス等の利用料は、利用者のみが別途納める。
保育料は公定価格に基づき、市町村が決める。
保護者は、市町村が決めた保護者の収入に応じた保護者負担額を幼稚園に納める。
保護者の収入により納付金額が異なる。
バスの利用料は、利用者のみが別途納める。
施設型給付幼稚園に同じ
保護者
補助金
就園奨励費補助金の申請を幼稚園を通して行い、保護者の収入に応じた就園奨励費補助金を受ける。
保護者の収入及び子どもの数により補助金額が異なる。
公定価格に基づく保育料と保護者負担額の差額が保護者補助金に相当する。施設型給付幼稚園に同じ
幼稚園
補助金
私学助成補助金を受ける。幼稚園は、公定価格に基づく保育料と保護者負担額の差額(保護者補助金)を市町村から受理受給する。施設型給付幼稚園に同じ
預かり
保育
従来通り預かり保育を実施。
保育終了時間、利用料金は各幼稚園が定める。
市町村の行う『一時預かり事業』の受託も可能。
市町村の行う『一時預かり事業』の受託による。保育園機能及び市町村の行う『一時預かり事業』の受託による。
   
1号認定子ども=満3歳から就学前の子どもで、2号認定以外の子ども。
2号認定子ども=満3歳から就学前の子どもで、就学などにより家庭での保育が困難な子ども。
3号認定子ども=満3歳未満で、就学などにより家庭での保育が困難な子ども。
<<川越地区私立幼稚園協会>> 〒350-0057 川越市大手町8-5
   初雁幼稚園内 TEL:049-222-5385